ボトックス治療の基本を知ろう

脇の汗や、ワキガの症状を抑える定番の治療法・ボトックスについて、初めての人でも分かる基本的なことを説明します。

どんな仕組みなのか?

ボトックス注射の成分は、汗の分泌に関係する神経伝達物質を調節し、発汗自体を抑えることに成功しています。
ボトックスによる治療は、多汗症・ワキガ治療以外でもたるみやしわ対策などアンチエイジング分野や、その他の医療分野でも豊富で確かな実績があります。

軽いワキガや、多汗症にはボトックスが十分な効果を発揮してくれるでしょう。
汗の量が減ると、においの原因となる菌が繁殖しにくくなりますし、服の汗じみや黄ばみといった問題も解決できます!

メリットとデメリットは?

注射をした後は、1日〜2日後には汗の量が減るのを実感できる即効性、そして傷跡が残らずほとんど痛くない、後遺症も残らないのがメリットですね。
デメリットとしては、正規品の注射だと費用が高くなることですが、ジェネリックや保険適用など安くする方法もあります。
効果が永久に続かないので効果が弱くなったらまた注射し直さなければなりませんが、数か月〜半年は保つので限定的な使用なら大きな負担にはならないかと思います。

気を付けたいこと

クリニック・医師の判断によっては、注射の処方の仕方が適正でない場合もあります。
ジェネリック系なら安全で信頼できるものを使っているか、丁寧な診察・カウンセリングをして個別に最適な調整をしているか、という点で慎重にクリニックを選びましょう。
また、妊娠中の女性はボトックスが胎児に影響を与える可能性があるので処方はできません。妊娠の可能性がある半年前までさかのぼり、その期間内はボトックス注射をするべきではありません。

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